「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
-
本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
-
本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
レース巧者を信頼
2015/11/21(土)
日曜京都10R 観月橋S(ダート1800m)
◎本命馬 |
---|
⑦フォローハート 牝4、栗東・河内厩舎、Mデムーロ騎手 |
G1施行日なのでここは資金作りレース。人気でも軸として信頼できるのは⑦フォローハートだろう。
場と相手を問わず、好位で立ち回れるレースセンスの良さ。それが武器だ。遠征でも、坂でもへこたれず、平坦の厳しい流れでも粘る。今回は極端な脚質の馬が人気どころに多く、今まで以上に利がありそうだ。
2走前のトミケンユークアイ、前走のモンドクラッセと、速い流れで大逃げ気味に引っ張る馬がいた時に、離れた2,3番手で進んで上がりを使うというのが好走パターンで、今回はウエスタンレベッカの存在が大きな支えとなる。
なお今回は人気薄から強く推したい馬は不在。お宝馬は申し訳ないがなしとする。
相手上位には⑨ミヤジタイガ、⑬ウエスタンレベッカ。あとは押さえで⑩マルケサス、⑪セイスコーピオン、⑫マヤノオントロジー。
※土曜公開の日曜版予想はG1特集の特別企画として「G1直前の軍資金づくり予想」を提供します。
水上学氏によるマイルチャンピオンSの予想は「メガ盛り競馬新聞」でご覧ください!
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。