- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
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2015/11/22(日)
月曜東京11R 東京スポーツ杯2歳S(G3)(芝1800m)
◎本命馬 |
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④ロスカボス 牡2 栗東・高野厩舎、Mデムーロ騎手 |
今年も好素材が揃った。去年一昨年よりも現時点での層はむしろ厚いくらい。とても楽しみな一戦だが、雨の降りだしが気になる。
馬場の如何を気にせずに推せるのは、やはり④ロスカボスだ。本来なら一本被りになるべき馬が、⑨,⑩,②番のおかげである程度オッズも付きそうだ。
驚いたのは前走の強さ。正直、4コーナーでは無理だと思っていたが、そこからのトップスピードに入る時間の短さが2歳馬離れしていた。今の時点である程度完成しており、上積みには乏しい(同じキングカメハメハ産駒ならコディーノのタイプ)と思うが、今の時点では明らかに一枚上。走破時計もソコソコのレベルを維持しており、スローで上がりだけの競馬ではないのも大きな経験だ。有力馬に意外とこの経験が少ないメンバーである。
血統は近親にマンハッタンカフェ、ブエナビスタらがいる名門。全姉セレブリティモデルは忘れな草賞勝ち。非の打ちどころがない。
$お宝馬 |
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⑪タイセイサミット |
2走前のレースをバカにしてはいけない。馬場差を踏まえれば時計の価値は高く、ここまで人気薄なのが不思議でならない。ダイワメジャーにエンドスウィープの肌なら早期完成配合だし、能力全開。月曜に3頭で攻勢をかけるタイセイ馬、ムーアが人気のない馬に騎乗してくるのも期待の表れか。
相手上位には⑨プロディガルサン、⑩スマートオーディン、⑥キラージョー。
あとは③ハレルヤボーイ。②アグレアーブルは押さえ程度。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。