- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
勢いで突破
2016/2/6(土)
日曜東京11R 東京新聞杯(G3)(芝1600m)
◎本命馬 |
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⑪ダッシングブレイズ 牡4、栗東・吉村厩舎、浜中騎手 |
今回のメンバーを見渡すと、弱点のハッキリしている馬が多いように思う。トーセンスターダムやグランシルク、ダイワリベラル、テイエムタイホーらは東京コースへの不安、サトノギャラントは休み明けと重賞実績の無さが不安、スマートレイアーは斤量の不安、そして本来なら信頼度抜群となるはずのダノンプラチナは、調教の動きがどう見ても今イチでコンディション面の不安。
そうなれば、上がり馬でも順調度と勢いに優る⑪ダッシングブレイズで仕方のないレースだろう。
父キトゥンズジョイは北米で大成功している芝種牡馬で、数々の北米芝G1馬を送り出している。その父エルプラドはサドラーズウェルズ系ながら芝・ダート兼用のこれまた北米大種牡馬。
また母の父の血統組成はトーヨーリファールと酷似(フェブラリーS2着、平安S他を勝ちながら、ニュージーランドT1着、毎日王冠2着)していて、こちらも芝・ダート兼用。この東京新聞杯は、G1では勝ち負けの難しいB級マイラーが強いレースであり、しかもダート兼用の馬力血統の好走も目立つ。イメージにぴったりだ。
$お宝馬 |
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⑨アルマワイオリ |
終わってしまった感もある馬だが、ただ東京マイルはNHKマイルCの差のない9着と、長期休養明けの富士Sの大敗だけで、順調に身の丈に合うところを使ったことがこれまでにない。ダメと決めつけるのは早計だろう。着順は悪くともいつも勝ち馬から1秒以内には詰めており、何か好転すれば3着争いはできる。
上位評価は③エキストラエンド、①グランシルク、②ダノンプラチナ。あとは⑥スマートレイアー、⑩マイネルアウラート、⑬サトノギャラント。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。