「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
乾きゆく芝で
2016/2/20(土)
日曜小倉11R 小倉大賞典(G3)(芝1800m)
◎本命馬 |
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②アルバートドック 牡4、栗東・松田博厩舎、川田騎手 |
小倉の日曜は晴れ。気温はさほど上がらないようだが、早朝から好天で、だんだん乾いていくだろう。とはいえ稍重が精いっぱいか。それでも、芝で乾いていく馬場なら、場を問わずディープインパクト産駒がいつも以上に好走する傾向がある。
ここにも3頭出てきたが、すでに2度好走して58キロを背負うダコールなら、新顔の②アルバートドックの方を買いたい。
折り合いにやや難があるタイプで、小回りの内枠は自然と脚をタメられる。母方の血統は完全に馬力寄りの持続血統で、早くから動いてもバテづらいはずだ。
それでなくとも松田博厩舎の引退直前、モチベーションは高いはずだ。
$お宝馬 |
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⑧ケイティープライド |
こちらは人気薄のディープだ。アドマイヤムーン、ヒシアマゾンの近親という良血で、小倉実績も距離実績もある。52キロなら一発あっていいだろう。
相手上位はもちろん①ダコール。あとは⑥ハピネスダンサー、⑩メドウラーク、⑦デウスウルト、⑮コスモソーンパーク、⑯ベルーフ。押さえで④マイネルフロスト、⑪ネオリアリズム。
※水上学氏によるフェブラリーSの予想は「メガ盛り競馬新聞」でご覧ください!
※競馬ラボではニコ生G1討論会でお馴染み、水上学と今井りかのコンビで新たなコンテンツがスタート!G1ウイークをより盛り上げる為に、競馬ラボに参加している予想陣の中からゲストを迎えて、レース展望やとっておきのウラ話を音声で配信します!
その名も競馬ラボG1特集「水上学と今井りかのマル秘リアルトーク」!!
栄えある第1回のゲストは競馬ラボ内コンテンツ「穴ズバッ」でお馴染み、美浦の地獄耳・古川幸弘さんをお迎えして、他では聞けないマル秘をリアル トークして頂きます!是非お楽しみに!
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。