- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
-
本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
-
本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
姉譲りのコース適性
2016/3/20(日)
月曜中山11R フラワーC(G3)(芝1800m)
◎本命馬 |
---|
⑨エンジェルフェイス 牝3、栗東・藤原英厩舎、福永騎手 |
中山ではこの開催、中山記念、中山牝馬S、スプリングS、そしてこのレースと、芝1800mの重賞が集中して施行される。そのいずれにも共通しているのが、切れよりパワーということであり、東京や京都の同距離とは血統的にもリンクしづらい傾向がある。
さらに、リピーターが出現し易いのがこのコースの特徴でもある。もちろん3歳限定のレースではリピーターはあり得ないが、血統面での再現性がある程度見られる。
その意味で⑨エンジェルフェイスが本命だ。
なんといっても、全姉レディアルバローザが中山牝馬Sを快勝(阪神施行時も勝利)。そして半姉キャトルフィーユも中山牝馬Sを勝っている。そして、母の父がグレイソヴリン系で、このコースに強い系統でもある。
未勝利戦ではオークスの頃に台頭しそうな逸材ミッキーグッドネスと接戦しており、能力の片鱗は見えている。前に行ける脚質も強みだ。ここは軸に指名したい。
$お宝馬 |
---|
①ラブリーアモン |
お宝馬というには人気になっているが、混戦であり敢えて推したい。距離延長はプラス。スタートさえ決めれば一変する可能性もある。母の父が中山ゆかりのメジロライアン。追悼の意味でも好走を期待したい。
上位評価は③ゲッカコウ、⑤ギモーヴ、⑧ルフォール。押さえは②フェイズベロシティ、⑥ヴィブロス、⑫ペルソナリテ、⑮ゴッドカリビアン。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。