- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【京王杯スプリングC】1400mのスペシャリスト
2016/5/13(金)
土曜東京11R 京王杯スプリングC(G2)(芝1400m)
◎本命馬 |
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⑨エイシンスパルタン 牡5、栗東・藤岡厩舎、藤岡佑騎手 |
安田記念へ向けての重要な前哨戦ではあるが、特殊な距離の1400mだけに、スペシャリストが勝ち切るレースでもある。前走は1200mでも勝てたが、それまでは徹底して1400mを使われ続けた⑨エイシンスパルタン、昇級でも勝負だ。
まずはBコース替わりで、先行有利、インを通れる馬有利が目立ってくるはず。その意味でも前からインを立ち回れるこの馬には利がある。行けそうなのは⑫エポワス,⑬サンライズメジャーくらいで、先に行かせて楽に先行好位が取れそう。
とはいえ、今年はペース的には去年と違ってソコソコ流れる顔ぶれで、この馬の持つダート色の濃い配合の良さを活かせる、平均的に脚を使う持続力が求められる展開になりそうだ。前走1200mを使ったことも、ここへ向けてのスピード強化を考えるとプラスに出るはず。
$お宝馬 |
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⑪ブラヴィッシモ |
この馬も1400mのスペシャリスト。阪急杯でのミッキーアイルとの差を見れば、ここは人気がなさすぎる。父ファストネットロックはオセアニア種牡馬で、高速馬場に強く、直線の長いコースがベター。東京で1600万も勝っていて、コース実績もある。狙いどころだ。
本命馬と甲乙つけ難い①ロサギガンティア、去年の3着馬⑥オメガヴェンデッタが相手上位。あとは⑩サトノアラジン、⑯ダッシングブレイズ、⑧クラリティスカイ、⑤ダンスアミーガ、③ヒルノデイバロー、⑬サンライズメジャーと手広く取りたい。3着が荒れそうな気がしてならないレースだ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。