「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【軍資金レース】軽いダートの良馬場で
2016/5/21(土)
日曜東京8R 日吉特別(ダート1400m)
◎本命馬 |
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⑬ラインシュナイダー 牡4、栗東・沖厩舎、松山騎手 |
今回のG1へ向けての資金作りレースは、東京8Rの日吉特別とした。先週とは反対にメインまでの時間が開いてしまうが、先週成功したことに免じて、早めの勝負をご了承願いたい。
狙うのは、⑬ラインシュナイダーだ。東京は初めてだが、左回りは中京で勝ちがあるし、また長い直線も、切れずにジワジワ伸びる脚なので、むしろプラスになりそうだ。前走0秒1差先着されたキングズガードは、先週オープン特別も勝っている。この馬の力量も推して知るべしだ。
ヴァーミリアン産駒は、東京のような軽いダートでの良馬場が最も力が出せる。レースが上手く、強敵揃いだが通用するはずだ。
$お宝馬 |
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③タイセイプレシャス |
こちらは叩き2走目。しかし去年の秋の河口湖特別だけ走れれば、通用して良い。プリサイスエンド産駒で東京適性はソコソコあるはずだ。穴で一考。
上位評価は⑮クロムレック、⑪ダウトレス。あとは⑫コロマンデル、⑥エイシンバランサー、⑯ノースヒーロー。
※水上学氏によるオークスの予想は「メガ盛り競馬新聞」でご覧ください!
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。