「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【軍資金レース】阪神で復活
2016/6/4(土)
日曜阪神10R 加古川特別(ダート1800m)
◎本命馬 |
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⑤レッドルグラン 牡4、栗東・大久保龍厩舎、浜中騎手 |
本日は安田記念の資金作りレース。阪神10Rを取り上げる。本命は⑤レッドルグランだ。
あまり使い込まない方が良く、間隔が空いた方が走るタイプ。過去阪神ダートは3戦2勝、4着1回と最も得意とするコースだ。
シンボリクリスエス産駒は阪神ダート千八への適性が高く、また近親にダノンバラード、レディバラードらがいる良血。ダートとは言え、雨で軽くなってスピードが活かせる方が血統からは合っているとみる。
$お宝馬 |
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⑩メジャーシップ |
そのレッドルグランが、500万を同じ阪神の1800mで勝った時の2着馬がこの馬だった。こちらは叩いて叩いて良くなるタイプで、休み明けを3回叩いて少しずつ内容が良くなってきた。そろそろ食い込んでもいい頃だ。道悪も苦にしない。
上位評価は⑨ダイナミックウオー、③トゥヴァビエン、⑬タガノヴェリテ。押さえは①キングブレイク、⑧ディアブルーダー、⑯ミツバ。
※水上学氏による安田記念の予想は「メガ盛り競馬新聞」でご覧ください!
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。