
「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 6月15日 阪神11R 宝塚記念(G1)
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本命馬◎メイショウタバル(7人気) 1着
道悪を味方につけて一人旅!
- 6月14日 函館11R 函館スプリントS(G3)
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本命馬◎カピリナ(2人気) 1着
際どい接戦を制した血統適性ズバリ!
【天保山S】夏が来れば思い出す
2016/6/17(金)
土曜阪神11R 天保山S(ダート1400m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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⑦ウォータールルド (牡8、栗東・岡田厩舎、Mデムーロ騎手) |
そもそも去年の2着馬であることを忘れてはならない。初夏の時季は実によく走り、過去8戦4連対だ。中4週ローテは4戦3連対。長い休みから2度使われて上昇してきており、稽古時計も出ている。走る条件はもろもろ揃ったとみた。
種牡馬ウォーターリーグは超マイナーだが、父はデピュティミニスター系のデヒアで、ヘイロー、ミスプロと主流種牡馬が重ねられており、悪くない血統だ。現役時は阪神ダート1400mは1戦1勝、1600万下を快勝している。ここはお宝馬兼任で本命とする。ただ連軸、複軸としての本命だ。
上位評価は⑧ワディ、⑨ナガラオリオン、⑤キョウワダッフィー。あとは①ポメグラネイト、⑩ゴーイングパワー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。