水上学の血統トレジャーハンティング

日曜函館11R 函館スプリントS(G3)(芝1200m)

◎本命馬
⑫ティーハーフ
牡6、栗東・西浦厩舎、池添騎手

開幕週とあって必要以上にインコース、先行有利を鞍上が意識しすぎるために、直線で内が渋滞し、外目を追い上げてきた差し馬に利が出てくるのがこのレースの荒れる原因。土曜はおそらく前有利、イン有利の傾向が色濃く出るはずだが、それに囚われ過ぎない方がいい。カギは外目の枠の差し馬。
加えて血統からは、父ミスプロ系の安定度が目立つ。このレースでも、2010年3着馬、12年1,2着馬、13年1,2着馬、14年2着馬、15年1着馬と馬券になり続けている。
その2015年の勝ち馬⑫ティーハーフの連覇に期待。雨の影響で時計の掛かる芝が得意のストーミングホーム産駒、また母の父グリーンデザートからもこのレースの勝ち馬が出ている。今年もチャンスだ。

$お宝馬
⑬アースソニック

忘れてはいけない去年の波乱を呼んだクロフネ産駒の2着馬が今年も人気薄。土曜のメインは当該コースでクロフネ産駒が1、3着、その3着馬は、去年やはり人気薄でこのレース3着だったレンイングランド。つまり去年の再現濃厚の馬場とみた。枠もベスト。

上位評価は①レッツゴードンキ③シュウジ④オデュッセウス⑨アクティブミノル。あとは⑯ソルヴェイグ⑮ファントムロード⑭ローレルベロ-チェ⑦オメガヴェンデッタ。3着候補なら⑩スカイキューティーにも手を回したい。