- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
-
本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
-
お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【阿武隈S】馬場読みが難しいが
2016/7/8(金)
土曜福島11R 阿武隈S (芝1800m)
◎本命馬 |
---|
②フェルメッツァ 牡5、栗東・松永幹厩舎、蛯名騎手 |
福島の土曜は午後に雨の予報が出ているが、どの程度降るのかが読めない。さらに木曜に芝を刈るという異例の調整(通常は月から水の間)で、馬場が硬くなる可能性もある。それによって、有利となる脚質に偏りが出るかもしれない。
ただ、馬場にかかわらず、最も自在性のある競馬ができるのが②フェルメッツァだ。距離は1800mがベスト。回りの左右、小回りでも広いコースでも走れる。ただ直線の短いコースの方が、ピリッとした脚が使えるのは間違いない。
先週のラジオNIKKEI賞でも書いて、実際に結果も出たが、福島1800mはとにかくディープインパクト産駒がよく走る。これも大きな後押しだ。
$お宝馬 |
---|
④タブレットピーシー |
波乱要素の薄いレースだが、唯一狙ってみたい穴馬がコレ。母が小回り上手で器用さが売りだったウイングレット。父はローカル得意の産駒が比較的多いチチカステナンゴで、小回り舞台設定への適性もある。また速い馬場は苦手の配合なので、ひと雨来るのも好都合だ。
上位評価は⑨サクラアンプルール、⑪ケイアイチョウサン。押さえで①シャドウパーティー、⑥ゴットフリート。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。