「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【軍資金レース】人気が割れて妙味あり
2016/7/16(土)
日曜函館10R 渡島特別 (ダート1700m)
◎本命馬 |
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④リーゼントロック 牡5、栗東・矢作厩舎、松岡騎手 |
日曜は特別にメガ盛り競馬新聞が発行されるので、ここではその資金作りレースを提供する。メイン1つ前の渡島特別を選択した。メンバーの粒が揃っているために人気が割れそうで、意外とオッズがつきそうな馬がいる。それが④リーゼントロックだ。
中山での勝利もあるが、直線が平坦なコースの方がパフォーマンスは高い。先週は同じ函館1700mでダイワメジャー産駒が2連対している傾向が後押しする。加えて母の父が、今の日本のダート中距離をときめくエーピーインディ系。前前で競馬できる強みに加え、スローで前がダンゴの瞬発力比べになりそうで、父が芝兼用血統であることは大きな利点になりそうだ。
なお、人気所で決まると考えており、お宝馬は無し。資金作りに徹したい。
相手上位は⑥サトノファンタシー、⑧トミケンシャルゴー、②サンライズアルブル。押さえで⑬ハナズリベンジ、③ワイルドコットン。馬連で絞って強弱付けて勝負したい。
※水上学氏による函館記念の予想は「メガ盛り競馬新聞」でご覧ください!
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。