- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【関屋記念】満を持しての切れ味
2016/8/13(土)
新潟11R 関屋記念(G3)(芝1600m)
◎本命馬 |
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⑦マジックタイム 牝5、美浦・中川厩舎、ルメール騎手 |
今年はメンバーが揃い、見所十分の一戦となりそうだ。どこからでも入れる混戦だが、牝馬劣勢の傾向に逆らって、新潟に強い⑦マジックタイムを本命とする。
中山マイルでの重賞勝ちもあるが、本質的に広いコースで長い直線を生かしたレースが得意なのは言うまでもない。野芝巧者の戦績は血統からも説明できて、父ハーツクライの母アイリッシュダンスは新潟で活躍し、また母方の祖母の弟であるクリスザブレイヴはマイル重賞で3連対、そのうち1つがこの関屋記念だった。
斤量も54キロなら、牡馬相手に十分戦える。チャンス到来。
$お宝馬 |
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⑬カレンケカリーナ |
マジックタイムと同じハーツクライ産駒のこの馬を指名したい。関屋記念では近年中京記念着外馬の大幅巻き返しが目立っているが、前走の中京記念はかなり見所があった。前に行った馬に苦しい展開で、直線は一度2番手争いに早めに絡んでいた。0秒4差に踏ん張っており、平坦なら期待は持てる。
相手上位は④ピークトラム、⑰ヤングマンパワー、⑯マイネルアウラート。以下押さえで①サトノギャラント、⑥ケントオー、⑨ラングレー、⑪ロサギガンティア、⑱タガノエトワール、⑤ダンスアミーガ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。