「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【新潟記念】ディープ向きの切れ勝負
2016/9/3(土)
日曜新潟11R 新潟記念(G3)(芝外2000m)
◎本命馬 |
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⑰アデイインザライフ 牡5、美浦・萩原厩舎、横山典騎手 |
波乱傾向が強い重賞だが、その理由の1つは過去10年でトップハンデが1連対のみということ。そもそも1番人気も1頭しか馬券になっていない。とにかく人気や実績は全くアテにならないレースだ。
血統傾向は、2013年以降、にわかにディープインパクト産駒が安定して好成績を収めており、2013年3着、14年は1,2,3着、去年は1着となっている。もう1頭はステイゴールドで、13年と15年に2着馬を出している。
$お宝馬 |
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⑫ロンギングダンサー |
去年も注目したのだが、仕掛け遅れて惜しい4着に泣いた。あまりにも位置取りが後ろすぎた。外回りを得意とするシンボリクリスエス産駒、母は名牝ダンスパートナー。一発あっても驚けない良血である。今年もう一度狙いたい。
上位評価は⑱クランモンタナ、⑩マイネルミラノ、⑧ルミナスウォリアー。穴でもう1頭⑮エーシンマックス。なお③ダコール、⑭アルバートドックは不利なトップハンデで押さえまで。あとは②エキストラエンド、⑦ファントムライトだ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。