水上学の血統トレジャーハンティング

日曜東京11R 毎日王冠(G2)(芝1800m)

◎本命馬
⑩ルージュバック
牝4、美浦・大竹厩舎、戸崎騎手

毎年休み明けも多く、難解な一戦となる。意外と1番人気が勝ち切れない傾向もあり、格はそれほど気にしなくていい。
血統的には、近年は母父ダート種牡馬の好走が目立つ。11年ダークシャドウ、リアルインパクト、12年カレンブラックヒル、ジャスタウェイ(13年も)、タッチミーノット、15年エイシンヒカリ、ディサイファ。
そして2011年以降、エプソムC3着以内馬との連関が強まり、11年ダークシャドウ、13年ジャスタウェイ、クラレント、15年エイシンヒカリ、ディサイファが馬券になっている。

以上を総合すると、⑩ルージュバックが本命だ。母の父オーサムアゲインは北米ダートの大種牡馬、そしてエプソムCを牝馬の身で完勝。高速馬場でない方が走れるのも間違いない。54キロも大きな利だ。

$お宝馬
⑪ウインフルブルーム

お宝馬というほど人気がないわけではないが、それでも5番人気程度に収まりそうで、敢えて推す。終始3番手以内から進めていた馬が、毎年1頭は馬券になっているのがそのポイントだ。08年と09年のウオッカ、10年エイシンアポロン、11年リアルインパクト、12年カレンブラックヒル、13年クラレント、14年サンレイレーザー、15年エイシンヒカリと、人気の有無に拘わらない。同じオーナー軍団のマイネルミラノと同脚質の2頭出しが不可解だが、騎手の配置とローテーションを考えると⑪ウインフルブルームとなる。

相手筆頭は⑤ディサイファ。以下押さえで⑨ロゴタイプ②ステファノス⑥マイネルミラノ