- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
【毎日王冠】ポイントは母の父
2016/10/8(土)
日曜東京11R 毎日王冠(G2)(芝1800m)
◎本命馬 |
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⑩ルージュバック 牝4、美浦・大竹厩舎、戸崎騎手 |
毎年休み明けも多く、難解な一戦となる。意外と1番人気が勝ち切れない傾向もあり、格はそれほど気にしなくていい。
血統的には、近年は母父ダート種牡馬の好走が目立つ。11年ダークシャドウ、リアルインパクト、12年カレンブラックヒル、ジャスタウェイ(13年も)、タッチミーノット、15年エイシンヒカリ、ディサイファ。
そして2011年以降、エプソムC3着以内馬との連関が強まり、11年ダークシャドウ、13年ジャスタウェイ、クラレント、15年エイシンヒカリ、ディサイファが馬券になっている。
以上を総合すると、⑩ルージュバックが本命だ。母の父オーサムアゲインは北米ダートの大種牡馬、そしてエプソムCを牝馬の身で完勝。高速馬場でない方が走れるのも間違いない。54キロも大きな利だ。
$お宝馬 |
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⑪ウインフルブルーム |
お宝馬というほど人気がないわけではないが、それでも5番人気程度に収まりそうで、敢えて推す。終始3番手以内から進めていた馬が、毎年1頭は馬券になっているのがそのポイントだ。08年と09年のウオッカ、10年エイシンアポロン、11年リアルインパクト、12年カレンブラックヒル、13年クラレント、14年サンレイレーザー、15年エイシンヒカリと、人気の有無に拘わらない。同じオーナー軍団のマイネルミラノと同脚質の2頭出しが不可解だが、騎手の配置とローテーションを考えると⑪ウインフルブルームとなる。
相手筆頭は⑤ディサイファ。以下押さえで⑨ロゴタイプ、②ステファノス、⑥マイネルミラノ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。