「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【金鯱賞】スピードとパワー
2016/12/2(金)
土曜中京11R 金鯱賞(G2)(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑧ヴォルシェーブ 牡5、栗東・友道厩舎、M.デムーロ騎手 |
良馬場であれば1分58秒台が出る馬場。意外と時計が出るが、かといって中京コースだけに、パワーもかなり必要だ。そのバランスが取れている馬がポイントだ。どちらかに偏っている馬では取りこぼす。中京特有のユニークさ、中央主場では詰めが甘くなる馬が健闘するコースだ。
人気でも⑧ヴォルシェーブには逆らえない。父ネオユニヴァースと母の父サンダーガルチからパワーを、そしてディープインパクトの近親という牝系から軽さを受け継ぎ、そのバランスの良さがここにきて発揮されてきた。鋭い切れ味でなく、ジワジワ伸びて3ハロントータルで上がり最速をマークするタイプ。適性はかなり高いだろう。
$お宝馬 |
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②レコンダイト |
詰めの甘さなら一流、というのもオカシイが、距離の融通もある程度利き、それでいて着順も大抵似たようなもの。同舞台の中日新聞杯僅差3着を考えると、必ず押さえておかないといけない1頭だろう。
相手上位は⑦サトノノブレス、⑤シュンドルボン、⑬ヤマカツエース、⑥リアファル。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。