- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【朝日杯FS】見た目を採るか、実を採るか
2016/12/17(土)
日曜阪神11R 朝日杯FS(G1)(芝1600m)
◎本命馬 |
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⑧ダンビュライト 牡2、栗東・音無厩舎、ルメール騎手 |
話題を集めているのは牝馬のミスエルテ。しかし、前走のファンタジーSは数字を精査すると見かけの派手さほどの内容が無かったのも事実。メンバーレベルがとても低かった上に、他に同じ上がりを出した馬が2頭いたし、過去の同レースではダノングラシアスと走破タイム、上がり共にほとんど同じ内容だった。もちろん強い牝馬であることは間違いないが、さりとてここで圧倒的な人気にするほどの中身とは言えない。今回が試金石だろう。試金石の馬ではなく、結果を出している馬に本命を打ちたい。
阪神マイルは、ディープインパクトかキングマンボ系の好走が目立っていて、当初はディープ産駒のサトノアレスかとも思ったが、さすがにこの枠では対抗まで。ならばキングマンボ系唯一の出走馬、⑧ダンビュライトが本命だ。
前走サウジアラビアRCでは、次走でレベルの高い東スポ杯を差し切るブレスジャーニーと僅差の2着。休み明けの分最後はもたれてしまったが、まともならどうなっていたか。リアファル、マリアライト、アロンダイトらの近親という良血で、底力十分。意外と単勝オッズがつく(前売り時点)こともあり、軸に指名したい。
$お宝馬 |
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⑰サトノアレス |
ということで、ディープ産駒のこの馬はお宝馬に回した。もう1頭の同産駒、クリアザトラックがかなり人気になっていて、お宝馬にはふさわしくないこともあり、オッズからはこちらの方が格好の穴馬だ。前付けから速い上がりが使えるのが武器で、大物感はないが現状の完成度は高い。
相手上位は⑥クリアザトラック、⑩モンドキャンノ。アタマなしのヒモで⑬ミスエルテ、⑮レッドアンシェル、暴走気味の大逃げを打ったら残り目がある⑱トラストまで。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。