- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【ポルックスS】若い力vsベテラン
2017/1/6(金)
土曜中山11R ポルックスS(ダート1800m)
◎本命馬 |
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⑭ジェベルムーサ 牡7、美浦・大竹厩舎、柴山騎手 |
今年の4歳世代は、ダート馬の層がとても厚い。ダート戦線の上級クラスは、4歳勢と高齢馬の争いになるケースが目立つ。このレースもそうだ。本来なら明け4歳のピットボスに目が行くが、全兄プロモントーリオがダートを主戦にしていたころ、中山を苦にしていたことがどうにも気になる。能力の絶対値は高いし斤量も恵まれたが、意外と勝ち切れないシーンもあるのではないか。
今回はベテラン勢を主力にしたい。軸は⑭ジェベルムーサだ。
ベテランと言えど、休み休みで使われていて、7歳にして今回まだ19戦目だ。マクリが武器で小回りのコーナー4つが得意、中山も得意で、なぜ3年も中山に出ていなかったのか信じられないほど。何よりこの脚質に大外枠の利は大きい。
58キロは確かにカギだが、ダート競馬では58キロ、59キロでも別定戦なら意外と安定して走れる。巨体ゆえのパワフルさが最も活きる条件で、スロー濃厚の顔ぶれで一気のマクりも決まりやすそうだ。
$お宝馬 |
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⑦サンマルデューク |
ジェベルムーサが動けば前は崩れて、後方一気の馬に利が出そうだ。この馬も58キロだが、ここ2走の58キロでの走りを見れば問題なし。この馬に一番ハマっている鞍上が戻ってきたのも大きい。
相手上位は②ピットボス、⑤センチュリオン。押さえは⑫タマノブリュネット、①タムロミラクル、⑧バスタータイプ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。