「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【白富士S】東京を待っていた馬
2017/1/27(金)
土曜東京11R 白富士S(芝2000m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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③マイネルラフレシア (牡4、美浦・高橋裕厩舎、柴田大騎手) |
冬の東京開催の芝は、幅員が最も狭いDコースで行われる。内目の枠の先行馬が有利となる傾向があるが、これに該当する③マイネルラフレシアが面白い。
自分のペースで走れることが大事で、しかも瞬発力に乏しいため、ジワジワ加速する必要がある。直線が長くて、ゴール前に急坂のない東京はベストコースなのだ。また近親にザッツザプレンティ、バブルガムフェローらがいる良血で、牝系の質と息の長い脚は保証できる。
当該コースではプリンシパルSでの2着があり、ゼーヴィントにも先着している。自分のターンにハマらないと全く走れないので、成績はムラだが、裏を返せばハマれば走るということ。本命馬兼お宝馬として期待したい。
相手上位は①スズカデヴィアス、⑥ケツァルテナンゴ。ヒモに⑦カムフィー、⑩スーパームーン、⑪プロフェット、⑭サクラアンプルール、⑬フェスティヴイェル、⑨ロンギングダンサー。ヒモ荒れも十分ある。高配当狙いで手広く攻める。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。