- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【オーシャンS】大混戦の路線ゆえに
2017/3/3(金)
土曜中山11R オーシャンS(G3)(芝1200m)
◎本命馬 |
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⑪コスモドーム 牡6、美浦・金成厩舎、松岡騎手 |
古馬短距離路線は、ビッグアーサーもダンスディレクターもリタイアしてしまい、それでなくとも大看板がいない現状がなおさら混戦模様となった。そんな状況なら、多少実績があればどの馬も高松宮記念を勝つチャンスがある。賞金を持っている馬は本番へピークを合わせる仕上げにして、前哨戦では叩き台。先週の両重賞を見れば、実績十分の馬はそういうモチベーションで来るのは明らかだ。短距離路線ではなおさらである。
反対に、実績馬がそういう状況なら、本番でチャンスの薄い格下馬にとっては、ここが重賞を勝つチャンスである。最もそんな状況に該当する馬、⑪コスモドームに白羽の矢を立てる。
2走前は包まれて何もできず、直線半分だけ走って上がり最速。前走は外ブン回し、大きなロスがあっての僅差2着。6歳にして能力もついてきた。そろそろタイトルを取れるだけのものを備えてきたと思う。アドマイヤマックス産駒はハードなコースや展開に向き、また母方はパワーのあるスプリント血統。枠も良いところだ。一発を期待する。
$お宝馬 |
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⑯アースソニック |
こちらは古豪で賞金も積んでいるが、G1ではさすがに厳しい、ならばここで久々に好走のチャンスだ。近走もずっと、それほど差をつけられてはいない。去年秋の内容は、ここで馬券になって当然の走りだった。アタマは厳しいと思うが、馬券には入れておきたい。
相手上位は③ブレイブスマッシュ、④クリスマス。使い込んできた②ナックビーナス、わざわざ前哨戦なのに中山へ持ってくる⑨メラグラーナは押さえだ。そもそもメラグラーナは、ここでメイチに仕上げる理由もない。あとは⑤バクシンテイオーまで。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。