「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【スプリングS】混戦、差はない3歳牡馬戦線
2017/3/18(土)
日曜中山11R スプリングS(G2)(芝1800m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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⑩ウインブライト (牡3、美浦・畠山厩舎、松岡騎手) |
近年のスプリングSは出走馬のレベルが上がってきたが、それでもいかにもトライアル、賞金を十分持っている馬は勝ち切れないケースが多い。目下、前走で500万を勝った馬が3連勝し、近10年で前走重賞勝ちの馬がロゴタイプ以外勝っていない。サトノアレスは安定していて中山も1800mも問題はないが、ここは敢えて相手どころに回す。ここで勝つようなら本番も決まりだろう。
最優秀2歳牡馬サトノアレスとて、現時点ではあくまで暫定王者。それだけ混戦で、傑出した走りをした馬が見当たらない今年の牡馬戦線。ましてやトライアルならどこからでも入れるだろう。期待を掛けるのは権利取りに目イチの⑩ウインブライトだ。
中山実績豊富だが、小回りのコーナー4つで強いあたりは、やはりステイゴールド産駒といったところ。全姉のウインファビラスは、オープンで活躍しながら未勝利勝ちの後勝てずにいるが、その最後の勝利は福島の1800mだった。その後なぜか一度も1800mを使われていないが、ウインブライトを見てもこの配合のベストは千八だと考えることができるだろう。馬券のカギとして、本命兼お宝馬に指名する。
相手上位は⑧アウトライアーズ、⑨サトノアレス。押さえで⑪トリコロールブルー、⑤エトルディーニュ、③オールザゴー。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。