![水上学の血統トレジャーハンティング](https://www-f.keibalab.jp/img/yosou/treasure/tit_treasure2.jpg?1644978797)
- 2月16日 京都11R 京都記念(G2)
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お宝馬◎マコトヴェリーキー(7人気) 3着
人気薄を逃さずハンティング!
- 2月15日 東京11R クイーンC(G3)
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本命馬◎マピュース(8人気) 2着
血統に秘めた適性を予言!
【日経賞】中山2500mの主
2017/3/24(金)
土曜中山11R 日経賞(G2)(芝2500m)
◎本命馬 |
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⑫ゴールドアクター 牡6、美浦・中川厩舎、吉田隼騎手 |
春の天皇賞の前哨戦として、30年以上も同じ位置づけを守っている日経賞。有馬記念との違いは、そのままG1とG2の違いというか、メンバーレベルの問題と、もう1つは前哨戦たる意義にあって、有馬記念ほどスピード要素、瞬発力が要らない。有馬記念も東京に比べれば要らないのだが、それでも全く不要というわけではない。パワーも切れも必要、速さもあればなお良い。しかし日経賞は、パワーの領分がなお必要。となれば、⑫ゴールドアクターで揺るぎないとみる。
有馬記念は、あの強力メンバー相手に勝ちに行く競馬でよく走った。むしろ想像していた以上に強い内容だった。ただ切れの面でサトノに、スピード持続力の面でキタサンに見劣った。今度はこの馬の最大の持ち味であるパワーが活かせる舞台。もともとはダートで上級に上がってきた父スクリーンヒーローに、母方のこれまたダートで通じる馬力が物を言う。
$お宝馬 |
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⑧ジュンヴァルカン |
ヤマカツライデンの逃げをマークし、先行してひと脚使えればこの馬が最も面白い。ソコソコ人気にはなりそうだが、それでも良くて6番人気くらいだろう。アザレア賞での負け方からいつかは重賞と目を付けていた馬で、近親にベッラレイア、ジャパンCを勝ったゴールデンフェザントらがいる良質牝系だ。坂のあるコースも得意のネオユニヴァース産駒である。
相手上位は⑬シャケトラ、⑨レインボーライン、⑭ツクバアズマオー。押さえで⑩アドマイヤデウス、⑪ミライヘノツバサ。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。