- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【アンタレスS】三つ葉が四つ葉に
2017/4/14(金)
土曜阪神11R アンタレスS(G3)(ダート1800m)
◎本命馬 |
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③ミツバ 牡5、栗東・加用厩舎、横山典騎手 |
阪神ダート1800mは、良馬場でも意外と時計が出る。スピード対応能力はある程度必要だ。道悪も含めたこの3週、当該コースで複数勝利を挙げた種牡馬は3頭だけ。エンバイアメーカー、キングカメハメハ、そしてカネヒキリ。該当産駒の中から、ここは③ミツバを推す。
横山典騎手が、この馬の手綱を取り続けて本格化させた。後方からの脚質を、前で押し切るタイプに変えて成功。阪神は距離問わず得意で、かつ良馬場での持ち時計もある。56キロと軽くなるのは有利だし、母の父はこの3週ほど好走がやたら多い「春のリファール」系である。初の重賞制覇で四つ葉のクローバーをゲットといくことを、期待したい。
$お宝馬 |
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⑤ロワジャルダン |
去年は離された5着だったが、上位2頭が強すぎた。3着馬とは0秒1差、馬券圏には十分狙える。阪神ダート1800mでのトップ種牡馬キングカメハメハ産駒、前走は落鉄、それも蹄鉄が外れずにぶら下がったままという一番走りづらいアクシデントが起きてノーカウント。詰めの甘さはあるが、血統からは面白い。
相手上位は、去年の2着馬⑬アスカノロマン、右回りなら崩れない④ロンドンタウン、58キロがネックの⑥グレンツェント。押さえは⑩モルトベーネ、⑦モンドクラッセ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。