- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
-
お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
-
お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【京都新聞杯】兄をなぞるか、父を追うか
2017/5/5(金)
土曜京都11R 京都新聞杯(G2)(芝2200m)
◎本命馬 |
---|
③サトノクロニクル 牡3、栗東・池江厩舎、川田騎手 |
今年の京都新聞杯には、レースと縁がある血統の馬が複数出てきた。
まずはサトノクロニクル。半兄サトノラーゼンがここを勝って、ダービー2着。さらに父ハーツクライは13年前の勝ち馬で、やはりダービー2着だった(もう1頭ハギノアレスがハーツ産駒)。そしてミッキースワローは、父トーセンホマレボシが5年前の勝ち馬。
どれもここまでのレースに見所はあるが、血統中心の予想なら、人気でも③サトノクロニクルに逆らうのは難しい。父、兄、双方がたどった道をこの馬もまた歩むとみた。
いま述べた相性に加え、高速上がりにも、前付けのレースにも好位差しにも対応している。素軽い走りをする牝系なので、京都ならベストパフォーマンスが望める。勝ち方によっては、本番でも有力候補に躍り出る。
$お宝馬 |
---|
⑨メルヴィンカズマ |
前走が不利に泣いたことは明らかなので、おそらく人気になるのかもしれないが、敢えて指名しておく。未勝利戦ではサトノクロニクルと0秒2差、アドミラブルと0秒4差と好走を続けている。古い牝系でパワー十分、あまり後ろからだと今の京都では厳しいが、積極的な立ち回りの北村友騎手が鞍上なら、新味を引き出してくれるのではないか。
上位評価は⑧ミッキースワロー、⑪プラチナムバレット。押さえは④インヴィクタ、②ダノンディスタンス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。