- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【京王杯スプリングC】雨の千四、切れよりパワー
2017/5/12(金)
土曜東京11R 京王杯スプリングC(G2)(芝1400m)
◎本命馬 |
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⑨グランシルク 牡5、美浦・戸田厩舎、戸崎騎手 |
京都ほどの雨量ではないようだが、金曜時点の予報では、土曜の東京は夜中から開催終了直前までシトシトと雨が降り続くことになっている。水はけは日本一の東京でも、これだけ長時間降れば、重馬場は免れないところだろう。ならば、ある程度は外からの差しが利く。瞬発力よりパワーに傾くと見て、ここは⑨グランシルクを軸としたい。
良馬場でも、1000万でこのコースで1分20秒6を出せた馬。稍重までしか経験はないが、ステイゴールド×ダイナフォーマーなら道悪を苦にするとは考えづらいし、母にはフレンチデピュティの血も入っている。さらに近親にはブレイクランアウトもいて、切れを高水準で保ちつつも馬力を兼備した、息の長い脚が繰り出せるはずだ。直線勝負でも何とかなる馬場になりそうだし、またそうなる前提でアタマまで期待したい。
$お宝馬 |
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⑪トーキングドラム |
この馬も1000万時代に、当該コースで1分20秒1と、グランシルクを上回る時計での勝ち鞍がある。一瞬の切れには乏しいが、持続力で戦える馬場やコースなら阪急杯のように侮れない。高齢に差しかかって勝ち切りまでは難しいかもしれないが、ヒモ穴なら雨のおかげで十分狙える。キングカメハメハ産駒は春の東京の1400m、マイルで穴を出す。
上位評価は、去年の勝ち馬④サトノアラジン、⑬ダッシングブレイズ。押さえで①ヒルノデイバロー、⑩レッドファルクス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。