
- 5月4日 京都11R 天皇賞・春(G1)
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本命馬◎ヘデントール(1人気) 1着
高速ステイヤーの血統恐るべし!
- 4月27日 東京11R フローラS(G2)
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本命馬◎ヴァルキリーバース(1人気) 2着
新緑の府中で開花の予感!?
【TVh賞】北の大地で飛躍のチャンス
2017/7/28(金)
土曜札幌11R TVh賞(芝1800m)
◎本命馬 |
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②テオドール 牡4、美浦・国枝厩舎、ルメール騎手 |
いよいよ本格的な夏競馬。ただ新潟は天候が微妙、小倉は晴天だがどうやら堅そう。ここは日曜のクイーンSの予習も兼ねて、同じ芝1800mの札幌メインを取り上げることにした。幸い天候も無事のようだ。
ここは連勝中の上がり馬、②テオドールに期待。オープン入りのチャンスを掴むと見た。
まず、一昨年去年と、札幌1,2週目の芝1800mは、父サンデー系が極端に勝ち切れていない。2着3着を量産しており、系統ならミスプロ系、単体種牡馬ならミスプロ系キングカメハメハやダンチヒ系ハービンジャー、グレイソヴリン系ジャングルポケットなどが勝つケースがここ2年続いているのだ。
テオドールはそのハービンジャー産駒に加え、母アンブロワーズは函館2歳Sを勝ち阪神JF2着。フサイチコンコルドやリンカーンらを近親に持つ名門である。オープンに上がれるだけのスケールのある血統だ。
前走は前有利の流れを差しきり、またローテも前走後ここに照準を絞ったというモチベーションもある。鞍上を考えると人気が被りそうだが、ここは逆らわない。
$お宝馬 |
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⑥ハッピーユニバンス |
軸が堅ければヒモは人気薄を。ジャングルポケット産駒の⑥ハッピーユニバンスに期待する。全兄ヒカルカザブエは重賞連対あり、札幌芝の特別勝ちあり。鉄砲も走る。スタートさえ出れば面白い。
上位評価は⑧ヒーズインラブ、⑤メイクアップ、④サトノアリシア。押さえで①ゲッカコウ、⑦ジョルジュサンク、⑨ベルニーニ、③ペガサスボス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。