- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【スプリンターズS】天を味方に王座奪取
2017/9/30(土)
日曜中山11R スプリンターズS(G1)(芝1200m)
◎本命馬 |
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⑨メラグラーナ 牝5、栗東・池添学厩舎、戸崎騎手 |
木曜深夜まで雨が降っていた関東地方だが、金曜土曜、そして当日の日曜と好天続きとなる。唯一の敵は雨だった⑨メラグラーナにとって、唯一にして最大の関門が突破できた。
戦績を見れば一目瞭然のように中山がベストコース。自在性も備えているタイプ。前走は前半に無理をせず、終いに脚を伸ばすという、前哨戦としては最も効果的な内容の走りを見せた。
豪州産馬なので半年遅生まれ、実質的には5歳春といったところ。さらに豪州血統は野芝適性も高い。デインヒルの系統にミスプロ系シーキングザゴールドの血を引く母父という配合で、スピードの持続力はかなり高い。例年優勢のサンデー系の有力馬がほぼ不在の今年なら、切れる馬にやられる心配もなさそうで、今回がG1戴冠の最大のチャンスだ。
$お宝馬 |
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④フィドゥーシア |
前走は負けすぎの感はあるが、直線競馬で前へ行く走りを続けたことで馬が行く気になり過ぎていたとみる。前走でガス抜きはできたはず。テンションが上がると惨敗するのは京都牝馬S時もそうで、相手関係や距離も改善した次走は一変して勝ち切っていた。もともと折り合いは付くタイプなので、単騎逃げまで望める今回は、ペースを落として折り合った逃げも見込める。そうなれば母娘2代制覇の夢も見えてくるだろう。
上位評価は⑧レッドファルクス、⑯ダンスディレクター。押さえは⑬ファインニードル、③セイウンコウセイ、②レッツゴードンキ、⑪モンドキャンノ、⑥ワンスインナムーン。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。