- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【愛知杯】雪の季節はユキヒメで
2018/1/12(金)
土曜中京11R 愛知杯(G3)(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑨キンショーユキヒメ 牝5、栗東・中村厩舎、秋山騎手 |
牝馬限定、冬場のハンデ戦。いかにも荒れそうな気配が漂うレースだ。昨年の勝ち馬マキシマムドパリにはもちろん敬意を表したいが、去年より斤量は3キロ増える。
軸として狙いたいのは、⑨キンショーユキヒメだ。前走はダートで度外視。3歳以降の芝重賞出走は過去に2回あるが、1回は秋華賞で大敗やむなし、続くマーメイドSは猛然と追い込んで0秒1差の4着だった。
メイショウサムソン産駒らしい自在性があり、また高速ではない芝もベター。近親には件のマキシマムドパリがいるという一族で、レース適性の高い牝系でもある。3キロ差あれば、今年はこっちに魅力あり。不安なのは冬場の実績がない点だが、調教時計と映像を見れば、寒さがこたえているとは思えない身のこなしだ。ここで重賞初制覇を期待したい。そして個人的には、マーメイドSで3着に届かず大魚を逸した悔しさを、ここで晴らしたい。
$お宝馬 |
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⑧レイホーロマンス |
格上挑戦となるが、51キロの斤量ならこの馬も面白い。兄はスズカデヴィアス、近親にスズカフェニックスと中京巧者がいる一族。ハービンジャー産駒は脚の持続力が持ち味で、中京適性はそれでなくとも高いはずだ。前走条件戦出走馬が激走できるレースでもあり、格や時計には囚われなくていい。
上位評価は当然⑦マキシマムドパリ、⑩エテルナミノル。押さえは⑫クインズミラーグロ、①ゲッカコウ、④リカビトス、⑱ワンブレスアウェイ、⑥ブラックオニキス、③メイズオブオナー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。