- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【京成杯】波乱の関東成人式
2018/1/13(土)
日曜中山11R 京成杯(G3)(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑦エイムアンドエンド 牡3、美浦・二ノ宮厩舎、三浦騎手 |
G1となったホープフルSにメンバーが揃う分、わずか2週後のこちらは同じ舞台だけにどうしてもメンバーが小粒になってしまう。例年以上に混戦で、印ほどの差はない。葉牡丹賞を勝ったジェネラーレウーノにしても、2着馬の方に内容があり、しかも大外に入った。また短距離血統にも人気馬が何頭かいる。ここは波乱の予感だ。
軸として狙いたいのは⑦エイムアンドエンドだ。父エイシンフラッシュはこのレースの勝ち馬で、過去10年では唯一、京成杯勝ち馬としてその後G1を制した馬となっている。加えて母ロフティーエイムは福島牝馬Sを勝ち函館記念も好走、小回り適性はとても高い。ドイツ血統で重厚な父の血を、母父サンデーが緩和して切れも与えるという、エイシンフラッシュにとっては良さを活かせる相性の良い配合になっている。上がりが掛かる舞台ならチャンスだ。
$お宝馬 |
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⑪ライトカラカゼ |
この馬は、冬の中山といえば・・・のクリールカイザーの全弟。その兄は、アメリカJCCでの走りが記憶に新しい。近親にはスマイルトゥモローもいる。加えて、母の父サッカーボーイは、京成杯と相性の良い種牡馬ステイゴールドの近親だ。先行してひと脚使えれば馬券になっていい。
上位評価は⑤コズミックフォース、④ロジティナ、⑥スラッシュメタル。押さえで⑮ジェネラーレウーノ、⑨サクステッドと挙げておくが、人気薄から入るので、3連系馬券ならその他にも3列目はかなり手広くとっていいと思う。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。