- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【中京スポニチ賞】キングマンボがキーワード
2018/1/19(金)
土曜中京11R 中京スポニチ賞(ダート1900m)
◎本命馬 |
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⑮オリエントワークス (牝5、栗東・中内田厩舎、荻野極騎手) |
レース数の少ない施行距離。しかし血統から見た傾向には顕著なものがある。昨年末の開催の当該コースは3鞍行われたが、いずれも父ミスプロ系が勝利、そのうち2つはキングマンボのラインだった。このラインは2勝、2着1回を挙げていた。
そして先週の当該コースは2鞍行われて、2,3着が1回ずつ。中京ダート1900mにおいて、ミスプロ系キングマンボのラインの安定度はかなり高いと考える。
ここには3頭該当馬が出走してきたが、狙うは初ダートとなる⑮オリエントワークスだ。初ダート馬が内枠なら割り引くところだが、クラス慣れしているこの馬が外を引けたのなら、砂を被るリスクがかなり低くなった分、変わり身を期待して一転狙いたいところ。ワークフォース×サンデー系の配合は昨年末に同舞台で勝っているし、本馬は弟にペルシアンナイト、叔父(母の全兄)にゴールドアリュールがいるという良血一族。しかも叩き2走目の実績もある。52キロならチャンスだ。
$お宝馬 |
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①アガスティア |
こちらは反対に最内枠。ただそのことは不利にはならないタイプ。クラスの上位常連、詰めが甘いが、ジリジリタイプなのでこのコースは向く。冬場に強いマンハッタンカフェ産駒、加えて母父は黙って買いのデピュティミニスター。高齢馬がゆえのしぶとさに期待する。
上位評価は⑮オリエントワークスと同じワークフォース産駒の②フォースライン、騎手で過剰人気になってしまうが③コパノビジン。三つ巴も考えたい。あとは初ブリンカーの⑭ルドルフィーナ。押さえは⑦レッドアトゥ、⑪ラバピエス、④サトノプライム、⑧ナムラライラ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。