- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
【中京スポーツ杯】乾きゆく芝と冬場実績
2018/1/26(金)
土曜中京11R 中京スポーツ杯(芝1200m)
◎本命馬 |
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⑦ワールドフォーラブ (牝4、栗東・音無厩舎、松若騎手) |
雪の影響が馬場に残る週末となる。中京芝はおそらく、重スタートでメインの頃には稍重にはなっていると思う。低温のため、一気の回復とはいかないまでも、ジリジリ戻していく感じだろう。
湿った芝が回復基調にあるときに、やたらと走ってくるのがディープインパクト産駒。小柄な馬や、体幹がしっかりしている馬が多いので、滑ったりのめったりするような馬場を他が気にする分、プラスに働くということなのかもしれない。
ここはそんなディープ産駒から、⑦ワールドフォーラブに白羽の矢を立てた。
前走は昇級していきなりメドを立てた。中京実績もあり、新馬戦勝ちは1月、そしてここ2走も寒さとともに勢いが出てきた。距離やコース形態こそ違え、祖母エリモエクセル、母ユニバーサル共に中京巧者でもあった。人気の1頭だが、逆らわずに軸とする。
$お宝馬 |
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⑩ブラックバード |
そのワールドフォーラブの従兄にあたるのがこの馬。こちらは格上挑戦の1600万でも、直線競馬という特殊なコースではあったが、0秒3差4着になるほどの底力はある。ダイワメジャー産駒は、当該コースで今開催の連対もある。問題は冬場の実績がないこと。ここさえクリアすれば、近親同士で馬券になるシーンが見られるだろう。
上位評価は④エンゲルヘン、①タケショウベスト、⑨ジョイフル。押さえは⑤アドマイヤスカイ、⑥ディアエナ、⑭ゲンパチケンシン、⑰オフクヒメ、⑯ビヨンジオール。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。