水上学の血統トレジャーハンティング

土曜中京11R 中京スポーツ杯(芝1200m)

◎本命馬
⑦ワールドフォーラブ
(牝4、栗東・音無厩舎、松若騎手)

雪の影響が馬場に残る週末となる。中京芝はおそらく、重スタートでメインの頃には稍重にはなっていると思う。低温のため、一気の回復とはいかないまでも、ジリジリ戻していく感じだろう。
湿った芝が回復基調にあるときに、やたらと走ってくるのがディープインパクト産駒。小柄な馬や、体幹がしっかりしている馬が多いので、滑ったりのめったりするような馬場を他が気にする分、プラスに働くということなのかもしれない。
ここはそんなディープ産駒から、⑦ワールドフォーラブに白羽の矢を立てた。

前走は昇級していきなりメドを立てた。中京実績もあり、新馬戦勝ちは1月、そしてここ2走も寒さとともに勢いが出てきた。距離やコース形態こそ違え、祖母エリモエクセル、母ユニバーサル共に中京巧者でもあった。人気の1頭だが、逆らわずに軸とする。

$お宝馬
⑩ブラックバード

そのワールドフォーラブの従兄にあたるのがこの馬。こちらは格上挑戦の1600万でも、直線競馬という特殊なコースではあったが、0秒3差4着になるほどの底力はある。ダイワメジャー産駒は、当該コースで今開催の連対もある。問題は冬場の実績がないこと。ここさえクリアすれば、近親同士で馬券になるシーンが見られるだろう。

上位評価は④エンゲルヘン①タケショウベスト⑨ジョイフル。押さえは⑤アドマイヤスカイ⑥ディアエナ⑭ゲンパチケンシン⑰オフクヒメ⑯ビヨンジオール