土曜東京11R 節分S(芝1600m)

これといった馬がおらず、大混戦だ。違った意味で目移りするが、ここは意外と妙味がありそうな⑫アルジャンテから入りたい。

金曜現在で稍重の東京芝、明日は良になるにしても午後になってからとみる。少しずつ回復していく状況だろう。ならばそんな芝に強いのがディープインパクト産駒。しかも昨冬の当該コースも同産駒が押していた。
また昇級戦とはいえ戻り昇級であり、ちょうど1年前の現級・雲雀Sでクビ差2着したことがある。

今回は3ヶ月ぶりだが、鉄砲はやたら走る馬。しかも東京に良績が集中していて、ここを逃すとしばらく中山が続くこともあり、勝負気配は高いはず。
さらに、長らく1400m専用馬の戦績だったが、前走でマイルも克服。そもそも血統からはマイルがダメなはずもない。
格ならヒーズインラブやロジクライ、勢いはフィアーノロマーノだが、いずれも輸送があり、付け入る余地はあるはずだ。

この馬も中山＜東京が明白。ダイナアクトレスの近親で、スクリーンヒーローも一族にいる牝系だ。この馬自身は厳寒期はこれまで休んでいたが、前走で初めて走ってメドを立てた上に、クロフネ産駒なので冬の東京Dコースも合わないはずがない。ヒーズインラブとも接戦した経歴があり、能力では見劣らないはずだ。

上位評価はその⑭ヒーズインラブ、⑦フィアーノロマーノ、⑥ロジクライ。押さえは⑪アンタラジー、②メイショウオワラ。