- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
【オーシャンS】今年こそは、今週こそは
2018/3/2(金)
土曜中山11R オーシャンS(G3)(芝1200m)
◎本命馬 |
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⑬ナックビーナス 牝5、美浦・杉浦厩舎、横山典騎手 |
先週のサクラアンプルールは雪辱ならなかったが、ここでも去年惜しい2着に泣いた馬のリベンジを期待したい。⑬ナックビーナスだ。
一見、今年3走目のローテはきつそうに見えるが、これは去年と同じ。しかも前走で京都に遠征している点も同じ。心配は無用だろう。
ダイワメジャー産駒はそもそも中山芝1200mでは良績の種牡馬で、先週も当該コースで2頭が馬券になっている。おまけに母方がダート血統という点も、このレースにおいては望ましい配合となる。
問題は、調教師もコメントしているように、外枠では脚がタマらない恐れがあること。今回の枠は歓迎とは言えないが、そこは横山典騎手の手腕に期待したい。
$お宝馬 |
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③アルティマブラッド |
賞金的に、高松宮記念へ出るにはここで連対しておきたいところ。そこがラストランになるのか、賞金を詰めなければここがラストランになる可能性もある。とにかく中山巧者、レース巧者で最適の枠が引けた。急坂コースに強い一族で、母アルティマトゥーレ、祖母エアトゥーレ、叔父キャプテントゥーレといずれも中山、阪神で活躍した。重賞ではひと息足りていないが、小差の競馬が多い。チャンスはある。
相手筆頭は、本番出走へ賞金をなんとか積みたい④ビップライブリー。他の上位組は⑧リエノテソーロ、⑩ダイメイフジ。押さえは⑨ネロ、⑤ジューヌエコール、⑪スノードラゴン、①フミノムーン。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。