「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 1月19日 中京11R 日経新春杯(G2)
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お宝馬$マイネルエンペラー(7人気) 3着
斤量&血統の合わせ技一本!
- 1月5日 中山11R 中山金杯(G3)
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本命馬◎ボーンディスウェイ(8人気) 3着
お宝馬$マイネルモーント(6人気) 2着
【中山牝馬S】ラストランで称号を
2018/3/9(金)
土曜中山11R 中山牝馬S(G3)(芝1800m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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③バンゴール (牝6、美浦・尾関厩舎、石橋脩騎手) |
2012年以降、2勝、2着1回を占めているキングカメハメハ産駒、かつ祖母にローズバド、近親にローズキングダム、ヴィータローザ、ローゼンクロイツらがいる「バラ一族」の名門だ。そして母父がクロフネで、パワーの要素も強い。また3ヶ月ぶりのローテは過去5走して4連対の勝負ローテ。春競馬でも3連対を果たしていて、お膳立ては整った。
フロンテアクイーンは詰めが甘く、同じくラストランのマキシマムドパリは休み明けは信頼できず、トーセンビクトリーは去年より3キロ重い斤量、カワキタエンカとエテルナミノルは枠が逆なら・・・・。有力馬にはそれぞれ懸念材料がある。ラストラン濃厚の今回、初重賞制覇を手土産に繁殖入りするというストーリーを期待したい。本命兼お宝馬として推す。
相手上位は⑥フロンテアクイーン、②トーセンビクトリー、①エテルナミノル。押さえは⑭カワキタエンカ、⑪ワンブレスアウェイ、⑦エンジェルフェイス、⑧ゲッカコウ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。