- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【ファルコンS】鷹は春の天空に舞う
2018/3/16(金)
土曜中京11R ファルコンS(G3)(芝1400m)
◎本命馬 |
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④テンクウ 牡3、美浦・奥村武厩舎、田辺騎手 |
短距離中心に使われた馬、マイルで結果を出した馬、ダートからの転戦など、毎年バラエティーに富むメンバーが揃う。将来性はともかくとして、見応えと馬券妙味は十分だ。
パワーの要るコース設定、かつ直線の長い中京だけあって、このレースは1200mだけで実績を挙げてきた馬では勝ち負けが難しい。マイルでも好走経験がある馬、あるいは1400mに特化したスペシャリストが中心となる。
血統的にも、当然パワー血統が上位となる。瞬発力より持続力で、芝1400mらしいダート要素があればなおよい。
本命に抜擢したのは、④テンクウだ。前走休み明けのジュニアCは手薄な相手となったが、無難に快勝し、ここへ向けてシッカリ調整を積んでいる。ここまでは徹底してマイルを使われてきたが、ヨハネスブルグ産駒だから距離短縮はベター、かつこのレースとも相性が良いストームキャット系だ。
近親には芝のG3で活躍したモノポールやエルカミーノ、ダートで活躍したミリオンディスク、アムールポエジーらがいる。短距離一辺倒の牝系ではない上に、ダート風味は父母からも満載。好走イメージに最も近い血統だ。
$お宝馬 |
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⑥ドラグーンシチー |
ロードカナロアは種牡馬としてエリートコースに乗っているが、唯一の弱点はパワーに欠けること。この馬は同産駒であっても、母方のパワーとスケールが大きい。近親にアドマイヤムーンやスリープレスナイト、ヒシアマゾンも同族だ。そして母父がダンスインザダーク。そして今年のマイル戦線の核となりそうな1頭、パクスアメリカーナと小差の競馬をしてきさらぎ賞で3着になっているラセットを、未勝利戦で封じ込んでいる。能力はあるはずだ。
相手上位は⑪アンブロジオ、①ムスコローソ。押さえは⑨ダノンスマッシュ、⑧フロンティア、⑩ミスターメロディ、⑮タイセイプライド。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。