- 1月5日 中山11R 中山金杯(G3)
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本命馬◎ボーンディスウェイ(8人気) 3着
お宝馬$マイネルモーント(6人気) 2着
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
【スプリングS】パワー重視のトライアル
2018/3/17(土)
日曜中山11R スプリングS(G2)(芝1800m)
◎本命馬 |
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⑪ゴーフォザサミット 牡3、美浦・藤沢和厩舎、田辺騎手 |
土曜のクラシック前哨戦を見ると、本当にここまでに十分賞金を持っている馬はアテにならないという定説を痛感させられる。もっとも、ロックディスタウンにしてもタイムフライヤーにしても、それ以外の大きな敗因はあるのだが、基本的にはトライアルで目いっぱいに走ってくる必要のある馬のモチベーション、新鋭の伸びしろは侮れないということだろう。
ここではステルヴィオが、すでに十分の賞金を持っての参戦となる。器用なタイプだけに大崩れはないとみるが、アタマにも置きづらい。ここは皐月賞のみならず、賞金を積んでダービー出走枠も見据えたい⑪ゴーフォザサミットに期待したい。
ステルヴィオの最大の長所である、剃刀のような切れ味とは逆のタイプ。点火してからグングンギアを上げていくタイプの持続力的な末脚が武器の馬だ。こうした馬は、今の中山のようなパワーの要る芝に向いている。
母の母父にリボー系の血を持ち、半兄に大阪杯、安田記念で健闘したショウナンマイティ。小回り適性も低くないはずだ。外目をのびのび走りたいタイプなので、枠も歓迎とみる。
$お宝馬 |
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⑫マイネルファンロン |
中山コーナー4つとなれば、やはりステイゴールド産駒を常に警戒。祖母マイネヌーヴェル、近親マイネルチャールズ、全兄マイネルクラフトと中山巧者が揃う。いかにもトライアルでこその馬だ。
相手上位は⑤エポカドーロ、⑥ハッピーグリン、⑧ステルヴィオ。押さえは④レノヴァール、⑬ライトカラカゼ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。