- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【高松宮記念】遅咲きの安定政権
2018/3/24(土)
日曜中京11R 高松宮記念(G1)(芝1200m)
◎本命馬 |
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⑥レッドファルクス 牡7、美浦・尾関厩舎、Mデムーロ騎手 |
レベル的にはさほどでもない今のスプリント界だが、その中で卓越した安定度を誇っている⑥レッドファルクスには、現状はケチのつけようがない。1600mでもやれるが、末脚により利が出る1200mがベスト。この安定度は、サウスヴィグラスやスイープトウショウらを引き合いに出すまでもなく、エンドスウィープの系統らしいところである。
レッドファルクスは牝系もスティンガーの甥という良血で、末脚の破壊力は母父サンデーサイレンス譲り。去年は悪い馬場に苦しんだが、それでも内を捌いてよく踏ん張っていた。今年は明らかに去年より馬場はよく、去年以上の走りが可能だ。
$お宝馬 |
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③ブリザード |
去年のスプリンターズSで初来日、出遅れて直線挽回して5着。香港スプリントも出遅れて3着。出負けの悪癖は痛いが、底力自体はある。
父はヌレイエフ系のスタークラフト、母の父は日本でおなじみのダンチヒ系リダウツチョイスで、しかもヌレイエフの3×3という超近親配合を持つ。初の左回りでも警戒した方がいい。さらに今開催の当該コースは、ノーザンダンサー系に振れている傾向もある。
相手上位は⑬レーヌミノル、⑨ファインニードル。押さえは①セイウンコウセイ、⑧レッツゴードンキ、⑦ナックビーナス、⑰キングハート、⑪ダンスディレクター。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。