水上学の血統トレジャーハンティング

日曜阪神11R 大阪杯(G1)(芝2000m)

◎本命馬
⑧アルアイン
牡4、栗東・池江厩舎、川田騎手

同じ阪神内回りといっても、宝塚記念よりは時計の出るコンディションになる時季なので、底力よりはスピードと器用さ、機動力が最も問われるG1といえる。その点で、力量上位のサトノダイヤモンドやスワーヴリチャードには一抹の不安が残る。
ここは、軽さと巧さの⑧アルアインで軸は堅いとみる。

目下4年連続で連対馬を出しているディープインパクト産駒、小回り実績、坂コースの実績、当面この馬に合う大舞台がないことなど、すべてのベクトルが大阪杯に向いている馬といえる。
去年秋は2走だけしかしておらず、また年内もしっかり一度叩いていて、消耗度はほとんどない。上がり目の方が見込める上に、継続騎乗での慣れも大きい。唯一の死角と考えていた外目の枠にも入らなかった。信頼したい。

$お宝馬
①ミッキースワロー

人気の一角なので、お宝馬にするのは憚られたが、G1で該当なしというのも寂しいし、人気も割れてソコソコ妙味もありそうなので、敢えて4,5番人気の馬をここに挙げることにした。

ミッキースワローの父トーセンホマレボシはトーセンジョーダンの半弟で、ディープ産駒には珍しい持続力を誇った。加えて母父ジャングルポケットも内回りに強い種牡馬であり、祖母は桜花賞2着馬。コース適性もとても高い。G1を勝つならここしかないというくらいのジャストフィットで、あとは格の差を埋められるかどうか。

相手上位は⑤ペルシアンナイト。以下押さえで⑪ウインブライト②サトノダイヤモンド⑮スワーヴリチャード④シュヴァルグラン