「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【ニュージーランドT】個性的なレース
2018/4/6(金)
土曜中山11R ニュージーランドT(G2)(芝1600m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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⑫リョーノテソーロ (牡3、美浦、武井厩舎・吉田隼騎手) |
そしてもう1つのカギは、ダート血統がやたら走るということ。つまり、芝の3歳マイル重賞としては、かなり個性的なレースである。
ダート兼用血統、短距離実績、先行力。全て揃った⑫リョーノテソーロに賭けてみたい。
父ジャスティンフリップはストームキャット系。そして母の父はダート短距離血統のスパイツタウン。ダートでの3戦は前付けで結果を出し、前走、東京のクロッカスSでいきなり初芝に挑戦、いくらダート血統に向く芝1400mだったとはいえ、インを突いて上がり最速で差し切ったのには少なからず驚いた。
例年、中京1400mのファルコンS上位馬が好走するが、今年の出走はアンブロジオだけ。ならば代わりに、同じ左回り1400mで切れたこの馬が好走すると踏みたい。人気も意外と薄そうで、本命兼お宝馬に指名する。なお馬場の渋りが残ったとしても、血統からは何の問題もない。
相手上位は本命と迷った⑧ラムセスバローズ、⑮アンブロジオ、⑩ファストアプローチ。押さえは⑤カツジ、⑦エントシャイデン、⑭ケイアイノーテック、④アイスフィヨルド、②デルタバローズ。
水上学も登場!桜花賞大予想バトルの全貌を動画で公開中!(※外部サイトに繋がります)
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。