- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【京王杯スプリングC】いぶし銀が新緑に光る
2018/5/11(金)
土曜東京11R 京王杯スプリングC(G2)(芝1400m)
◎本命馬 |
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⑮ダンスディレクター (牡8、栗東・笹田厩舎、武豊騎手) |
比較的テンの速い馬が内目に何頭か入り、Bコース替わりと言ってもさほど枠の内外を意識しなくてもよさそうだ。さらに血統からは芝1400mの常として、ダート兼用血統の好走例が多い。そしてここ5年はすべて、7歳以上の高齢馬が馬券に絡んでいる。これらを踏まえて⑮ダンスディレクターが本命だ。
8歳にして、前走を見るに全く衰えは感じられない。父アルデバラン2はミスプロ系のダート兼用種牡馬で、ミスプロ系×母父サンデーサイレンスという配合は去年の勝ち馬レッドファルクスと同じ。1400mだとテンが楽になることもあり、今はスプリント戦よりもこの距離がベターだ。強敵相手に勝ったも同然の内容だった阪神カップだけ走れば、十分勝ち負けだ。
東京では3年前のこのレースで4番人気12着の1走があるが、当時は昇級戦の重賞初挑戦がG2というハードルの上に休み明け、おまけに前が壁になり何もできない状況だった。この大敗は無視して良いだろう。
$お宝馬 |
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⑭ビップライブリー |
立ち回りの巧いタイプで、オープンでは勝ち切れないのだが、人気以上に走るケースもまた多いヒモ穴タイプ。持続力が持ち味のダイワメジャー産駒で1400m向きだし、母の父がフォーティナイナーでダート兼用血統。近親にはナリタトップロードやマツリダゴッホ、兄にダノンヨーヨーがいる晩成型の良血だ。
相手上位評価は⑧リライアブルエース、⑤ムーンクエイク。押さえで⑩セイウンコウセイ、⑬ダイメイフジ、⑥グレーターロンドン、⑫テオドール。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。