- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【大日岳特別】春の終わりの越後路
2018/5/18(金)
土曜新潟11R 大日岳特別(芝1200m)
◎本命馬 |
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⑭エクラミレネール (牝5、美浦・高橋裕厩舎、木幡巧騎手) |
京都メインで重賞の平安S、東京メインのオープン特別・メイS。共に馬券的な妙味が薄い。レースの格からいえば、どちらかを取り上げるのが筋なのだが、ここは裏開催とはいえ(失礼)、馬場も渋って面白いレースとなりそうな新潟メインを取り上げさせていただく。
最終週、しかも北陸地方はかなりの雨量。土曜の午後は曇り予報となっているが、水はけのよい新潟芝でも重馬場だろう。となれば、内回りの1200mでも外目からの差しが決まるとみた。枠も加味して⑭エクラミレネールから入る。
前走初の1200mでは、やはりテンにスピード負けして後方からの競馬。福島の短い直線でも、よく伸びて6着まで上がってゴールとなった。今回も位置取りは後ろになってしまうだろうが、道悪が味方して先頭からの距離はさほど離れないで済む。マツリダゴッホ産駒には道悪巧者が多く、エクラミレネール自身も芝道悪で2戦し、圧勝と小差5着と走っている。前走以上に差し込めるはずだ。
もともと、ニュージーランドT3着、あるいはチェッキーノと小差、フロンテアクイーンに先着など、能力は高い馬。その後は頭打ちになっていたが、今回は1200mで差しという新しい面を見せて、久々に勝ち負けだ。
$お宝馬 |
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⑬ワンダフルラッシュ |
今回は昇級戦だが、バゴ産駒なら道悪は大好物のはず。加えて平坦コースに強い種牡馬でもある。外枠を引けて無理なく下げられるし、この馬の末脚にも穴の期待を寄せたい。
相手上位評価⑨オトコギマサムネ、③エルカミーノレアル、⑤ショウナンアエラ。押さえに、②ドウディ、④プリティマックス、⑯サフィロス、①キーナンバー。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。