土曜東京11R アハルテケS(ダート1600m)

アハルテケとは、東京競馬場正門前駅から出てすぐの所に鎮座している黄金の馬の像だ。中央アジアにいるかなり珍しい馬で、光り輝くような毛色をしている。筆者は以前、テレビで見たことがあるが、栃栗毛などより遥かに明るい、発光しているような神々しさを備えた馬だ。

さて黄金ならぬ、お金をもたらしてくれる馬は？⑥ブラゾンドゥリスにその任を託したい。父ノボジャックの競走成績を受けてか、このところ1400mを使われ続けてきたが、それ以前はマイルから1700mを主戦場としていた馬で、今回久々に距離を戻してきた。距離延長で行きっぷりはよくなるはずで、平均的に脚を使ってジリジリ伸びるタイプとしては、上位を取るには好都合となりそう。

加えて曾祖母にロジータ、近親にレギュラーメンバー、カネツフルーヴらがいる血統で、この点からもマイルへ延びることへの不安は払拭できるはず。勝ち身には遅いが、軸として信頼する。

9歳にして前走初ダートが交流重賞、小差の3着に健闘した。そもそも、母の父がダートの大種牡馬デピュティミニスター。もっと早く使ってみる手はあったと思う。まあ芝のマイル重賞戦線でも何度か上位を賑わせたスピードの持ち主だから、高齢になるまで待ったのも仕方ないが・・・。
今回は砂を被らない枠を引いて、チャンスが広がった。ダイワメジャー産駒なので、ダートではオープン特別が天井だろう。ここは狙いたい。

相手上位は②ストライクイーグル、⑧サンライズノヴァ、⑪オールマンリバー。押さえは⑮ワンミリオンス、③ロイヤルバンプ、⑯ゴールデンバローズ。

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