「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【宝塚記念】今年は馬券で夢を見る
2018/6/23(土)
日曜阪神11R 宝塚記念(G1)(芝2200m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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⑮ゼーヴィント (牡5、美浦・木村厩舎、池添騎手) |
微妙なのは馬場状態。当初の予定より当日の天候が良くなりそう。とはいえ、水曜と、土曜のレース中にかなりの降雨があり、堅いスピード馬場にはならないはずだ。道悪適性とはまではいかなくても、高速馬場を苦にする馬が台頭するコンディションとみる。
もろもろ考慮して、本命兼お宝馬としたのは⑮ゼーヴィントだ。中山、福島での走りを見れば、ディープインパクト産駒には珍しい典型的な小回り巧者。しかも坂を苦にしない。
柔らかい馬場については母父ブライアンズタイムだからこれも問題なし。ナリタブライアン、ビワハヤヒデらの遠縁にあたる牝系で、やや古めながら底力はある。また2500mの近2戦、日経賞と目黒記念が共に距離に泣いた感がある分、300mの短縮は大きい。
相手上位は⑩ヴィブロス、⑧ダンビュライト。押さえは⑯キセキ、⑬ワーザー(やや乾きすぎるか)、④ミッキーロケット、⑦パフォーマプロミス、⑨サトノクラウン、②ノーブルマーズ、⑤ストロングタイタン。人気薄から入るので手広く流したい。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。