「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
【STV杯】函館は今日も道悪?
2018/7/13(金)
土曜函館11R STV杯(芝1200m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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⑩ダノンハイパワー (牡4、美浦・菊沢厩舎、菊沢騎手) |
さてこのレースでは、ハウメアとリナーテが人気を分けそうだ。現級勝ちのあるハウメアは格上的存在で、血統からは渋った馬場も問題ないとは思うし、前走で初の1200mも克服、ナガラフラワーと僅差の勝負で信頼度が高いのも頷けるが、枠はやや心配だ。リナーテは昇級戦、相手が一気に強化する。加えて母系から道悪が心配だ。道悪でクローズアップされるのはドウディだろうが、函館3走目はやや気になる。
これらを踏まえて、意外と人気の盲点となりそうな⑩ダノンハイパワーを狙いたい。
前走は久々に芝1200mへ出走、前に行った組には厳しい競馬となったが、勝ち馬から0秒1差の4着に粘った。最内を引いての道悪で積極的に行かざるを得なかった展開。ドウディには同タイムで先着されたが、内容は明らかにダノンの方が上だった。今回はさらに外目の枠が引けて、スムーズに差し競馬に回れるはず。現級勝ちあり、かつ母方の血統から、道悪は望むところだ。本命兼お宝馬に推挙する。
相手上位は①ハウメア、⑨ドウディ、⑬ロイヤルメジャー、⑤コロラトゥーレ。
押さえは④ラッシュアウト、⑥リナーテ。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。