- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
- 11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 1着
2歳戦で血統ジャッジが光る!
【薩摩S】暑さ忘れる短編小説を
2018/7/27(金)
土曜小倉11R 薩摩S(ダート1700m)
◎本命馬 |
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①ショートストーリー 牡5、栗東・吉村厩舎、加藤祥騎手 |
台風の進路に気を揉む週末となりそう。進路に近い地方の皆さんはくれぐれもご用心を。競馬は何とか開催できそうで、土曜については札幌、新潟、小倉と良馬場で行なえると考える。日曜の小倉が心配ではあるが・・・。
その小倉、開幕日のメインレースはダート準オープンの薩摩S。頭数は落ち着いたが、人気は割れそうで、買い方次第では妙味も出てくるはずだ。軸として狙うのは①ショートストーリーだ。
戦績を見ても、脚の持続力に長けていて、小回りで早めに動いてゴールまでもたせるタイプ。小倉1700mでは2走前に大敗しているが、この時はレース中に他馬に噛みつかれるというアクシデント。馬が驚いて外へ逃げてしまい、ノーカウントでいい。精神的なダメージがなかったことは前走3着からも明らかだ。
アドマイヤムーン産駒は芝でもダートでも短距離に特化しているイメージがあるが、母方次第では芝のローカル長距離馬も出るし、またダート中距離では、ジョヴァンニのようにオープンへ昇る馬も出る。このジョヴァンニは小倉ダート1700mで1600万を勝った。
とにかく小回り向きのタイプが多く、夏にもへこたれない馬が多いのがアドマイヤムーン産駒の特徴。頭数も少なめで自在にまくれそうだし、チャンスは大きいとみる。
$お宝馬 |
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⑨クレマンダルザス |
ムラ馬で狙いづらいが、小回りダートは走れる舞台には違いない。近親にエアグルーヴやルーラーシップらがいる名門ダイナカールの牝系で、ポテンシャルは高いはず。父ワイルドラッシュからは、夏場のローカルダート中距離で稼いだ馬が多数出ている。ツボにハマれば破壊力はある。
相手上位は⑧タガノディグオ、②メイプルブラザー。押さえは⑦ビスカリアと④ウェスタールンドだ。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。