- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
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本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
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本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【札幌記念】「新G2ハンター襲名?」
2018/8/18(土)
日曜札幌11R 札幌記念(G2)(芝2000m)
◎本命馬 |
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⑭ミッキースワロー 牡4、美浦・菊沢厩舎、横山典騎手 |
G2の中でも格の高いレースとして知られているが、レースの歴史を見れば、意外と格上が歴然としたG1実績馬が勝ちきれていない。近年でもブエナビスタ、ゴールドシップ、モーリスらが勝ち損ねている。小回りであり、また秋への始動戦というニュアンスも否めない一戦だ。
G1の舞台ではスピードや瞬発力に見劣ってしまう馬が、こうした設定を味方に勝ち負けするのがイメージ。これにぴったりなのが⑭ミッキースワローだ。
血統的にもピッタリ。父トーセンホマレボシは、2011年の勝ち馬トーセンジョーダンとは兄弟である。そしてトーセンジョーダンはジャングルポケット産駒だったが、ミッキースワローは母の父がジャングルポケット。トーセンジョーダンとは父母の入り方こそ逆だが、とても似た配合となっている。
さらに、父はディープ産駒としては、ディープブリランテ型の持続力に偏った珍しいタイプに出た。脚を長く使えてバテないいかにも小回り向きの血統といえる。
この馬も休み明けではあるが、苦にしない。他の人気馬に距離やコンディションなどの不安があるなら、セントライト記念に続く2つ目のG2制覇を期待したい。
$お宝馬 |
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⑬スズカデヴィアス |
昨年の勝ち馬サクラアンプルールもそうだったが、このレースはキングマンボの系統との相性は意外と悪くない。同産駒のこの馬は、近親に独オークス馬や英ダービー馬がいて、洋芝適性もとても高い牝系。スタートさえ決まれば、大駆けがあっていい。
相手上位は⑮モズカッチャン、⑨サクラアンプルール。押さえは⑧ネオリアリズム、⑥クロコスミア、②サングレーザー、①マルターズアポジー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。