水上学の血統トレジャーハンティング

日曜阪神11R ローズS(G2)(芝1800m)

◎本命馬
⑤サラキア
牝3、栗東・池添学厩舎、池添騎手

今年はオークスで掲示板に載った馬が1頭もいないという、異例のローズS。印ほどの差はない混戦だ。
先週、紫苑Sを勝ったノームコアは、秋華賞へ出るには収得賞金不足だったとはいえ、春の実績馬だった。夏の上がり馬を押さえ込んだ形になっていたが、このノームコアと同じような存在なのが⑤サラキアだ。

収得賞金900万で、秋華賞出走を確定させる上で、ここに賭けるモチベーションは間違いなく高い。かつ、春は常に重賞戦線で馬券圏にあと一歩の走りを続けてきた。ここまではノームコアと同じ。しかもこちらは白百合Sで牡馬相手に揉まれて結果も出している。さらに夏競馬をひと叩きして圧勝と、夏の上がり馬のムードも兼備。

ローズSでは2012年以降7頭の連対馬を出しているディープインパクト産駒、ドイツ牝系で底力もある。素質としては本番でアーモンドアイに肉薄する可能性もないわけではない。ここはぜひ出走権を奪取してほしい。

$お宝馬
⑦センテリュオ

お宝馬というほど人気がないわけではないが、人気順としては6番人気あたりとみて挙げておく。全兄トーセンスターダムが同じ阪神1800mのチャレンジCを制しており、適性は保証できる。

相手上位は⑧サトノワルキューレ⑬カンタービレ。押さえで⑥オールフォーラヴ⑪トーセンブレス⑭ウラヌスチャーム⑫ゴージャスランチ