水上学の血統トレジャーハンティング

土曜京都11R 平城京S(ダート1800m)

◎本命馬
④アイアンテーラー
牝4、栗東・飯田雄厩舎、浜中騎手

本来は格的に重賞のサウジアラビアロイヤルCを取り上げるべきだが、頭数も少ない上に2歳戦、しかもどうにも堅そうだ。ここは京都メインレースにさせていただく。

先行馬は多いが、ハナを切りたい馬は見当たらない。1400mを使ってきたファッショニスタも、初距離を考え折り合い重視のコメントが出ていて、ハナに行かないよう神経を使うはず。となれば、④アイアンテーラーが単騎で楽に主導権を握るだろう。

これまでは、場を問わず前半3F36秒台でないと1800mの場合は苦しくなっていた馬が、2走前は35秒台で粘れるようになっている。前走はこの馬にしては楽な流れで逃げたが、休み明けの昇級戦がこたえたか失速も、レースを投げずしっかり最後まで走れていた。
中2週で使えて、クラス2戦目の上積みがあれば、今回は勝ち負けを期待したい。兄姉はチュウワブラッサム、コルボディヴェント、マエストラーレと、1000万から1600万で安定して走ったダート中距離馬が揃っている血統だ。

$お宝馬
②アンデスクイーン

手許の2紙を見ても、なぜか印が薄い。5月に当該コースで現級勝ち、その後も3,4着がありながら、軽視されている理由が分からない。調教もいつも通りだし、しいていえば55キロが嫌われているとしか思えないが、灘Sを見ればそれも問題なさそう。中距離型タートルボウル産駒、近親にはアルバートやインティライミらがいるパワータイプの牝系。一発を期待したい。

相手上位は⑦メイショウタチマチ、③スズカフリオーソ⑧モズアトラクション。押さえは⑪ドラゴンカップ⑩ファッショニスタ⑫キーグラウンド