- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【平城京S】逃げるが勝ち
2018/10/5(金)
土曜京都11R 平城京S(ダート1800m)
◎本命馬 |
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④アイアンテーラー 牝4、栗東・飯田雄厩舎、浜中騎手 |
本来は格的に重賞のサウジアラビアロイヤルCを取り上げるべきだが、頭数も少ない上に2歳戦、しかもどうにも堅そうだ。ここは京都メインレースにさせていただく。
先行馬は多いが、ハナを切りたい馬は見当たらない。1400mを使ってきたファッショニスタも、初距離を考え折り合い重視のコメントが出ていて、ハナに行かないよう神経を使うはず。となれば、④アイアンテーラーが単騎で楽に主導権を握るだろう。
これまでは、場を問わず前半3F36秒台でないと1800mの場合は苦しくなっていた馬が、2走前は35秒台で粘れるようになっている。前走はこの馬にしては楽な流れで逃げたが、休み明けの昇級戦がこたえたか失速も、レースを投げずしっかり最後まで走れていた。
中2週で使えて、クラス2戦目の上積みがあれば、今回は勝ち負けを期待したい。兄姉はチュウワブラッサム、コルボディヴェント、マエストラーレと、1000万から1600万で安定して走ったダート中距離馬が揃っている血統だ。
$お宝馬 |
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②アンデスクイーン |
手許の2紙を見ても、なぜか印が薄い。5月に当該コースで現級勝ち、その後も3,4着がありながら、軽視されている理由が分からない。調教もいつも通りだし、しいていえば55キロが嫌われているとしか思えないが、灘Sを見ればそれも問題なさそう。中距離型タートルボウル産駒、近親にはアルバートやインティライミらがいるパワータイプの牝系。一発を期待したい。
相手上位は⑦メイショウタチマチ、③スズカフリオーソ、⑧モズアトラクション。押さえは⑪ドラゴンカップ、⑩ファッショニスタ、⑫キーグラウンド。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。