「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 12月15日 京都11R 朝日杯FS(G1)
-
本命馬◎ミュージアムマイル(2人気) 2着
見事にハマった「連軸推し」!
- 12月7日 中京11R 中日新聞杯(G3)
-
本命馬◎ロードデルレイ(1人気) 2着
馬券のチャンスを見逃さない!
【マイルチャンピオンシップ】紅葉より赤い怪気炎
2018/11/17(土)
日曜京都11R マイルチャンピオンシップ(G1)(芝外1600m)
◎$本命馬&お宝馬 |
---|
⑥ジュールポレール (牝5、栗東・西園厩舎、石川騎手) |
リスクはあるが、命運は⑥ジュールポレールに託すことにした。
2012年以降、ディープインパクト産駒は3着、1着&3着、1着&2着、2着、1着、3着と毎年馬券対象を出している。しかも、このレースは母方が欧州血統の馬に利がある。ジュールポレールはこれを両方満たすうえに、半兄サダムパテックがこのレースを制していることも大きい。
叩いてさらに良化するタイプ、ゴール前に急坂のないコースもベター。
ベストパートナーの幸騎手が乗れなくなってしまったのは確かに痛いが、石川騎手にとっては千載一遇のチャンス。健闘を期待する。乗り難しそうな馬ではないだけに、無心で乗れば結果はついてくるはず。むしろこれで人気が下がるなら、買う方にも好都合か。
乾坤一擲の本命兼お宝馬だ。
相手上位は②ペルシアンナイト、⑧モズアスコット、⑮アエロリット、①ステルヴィオ。押さえに⑦ロジクライ、③アルアイン、⑩ミッキーグローリー、⑬レッドアヴァンセ、⑭エアスピネル、⑰ロードクエスト。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。