- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
-
本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
-
本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【銀嶺S】ゴール先の富士の嶺へ届け
2018/11/23(金)
土曜東京10R 銀嶺S(ダート1400m)
◎本命馬 |
---|
⑩パイルーチェ 牝4、美浦・鈴木伸厩舎、横山武騎手 |
重賞の京都2歳Sは平穏に収まりそうで、本命は選べてもお宝馬が見当たらず、東京メインのキャピタルSは掴みどころのないレース。ここは翌日の資金作りも兼ねて、東京の10R、メンバーの揃った銀嶺Sを取り上げることにする。
買える馬はたくさんいるが、軸に指名したいのは昇級戦でも⑩パイルーチェだ。
2走前は時計の出る馬場だったとはいえ、500万での1分22秒7は卓越した数字。前走、1000万下昇級の河口湖特別では後方待機から、大事に外を回して、直線入り口では仕掛け遅れかと思われたが、そこからの伸びは素晴らしく、差して0秒5突き放した。前日の1600万を0秒1上回り、この時点で現級通用どころか勝ち負けのメドは立てている。加えて、今回も前に行く馬が多くペースは上がりそう。タメていれば直線で自然と切れるはずだ。
弟のショームも、ダート中距離で素質の高い走りを続けている。祖母パイアン、近親カノヤザクラは共にセントウルSで活躍した芝の快速馬。クラスが上がり勝ち時計が速まる方がいいだろう。
$お宝馬 |
---|
⑧アシャカダイキ |
鈴木伸尋厩舎、パイルーチェとの2頭出しのもう1頭。こちらは1200mを勝っての昇級戦。距離延長でペースが楽になって前に乗り入れ、ペースアップにひと役買う可能性もあるが、血統的にはいかにも東京ダートマイル向き、そして母方からはバテない単調な走りを受け継いでいそう。もしタメる作戦に出れば、こちらも上位に差し込む可能性はある。
相手上位は③レイダー、⑮スマートダンディー、⑪スピーディクール。押さえは⑯レッドオーガー、 ⑦ウォリアーズクロス、⑭スティンライクビー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。